
海外へ行ってアトピーが治った?
ネットで検索すると、「外国に行ってアトピーが治った」という体験をしている方がたくさんいます。
知ってましたか?
海外へ行った人のアトピー症状の変化は、以下のようなものです。
バリ島で治ったカナダで悪化したタイで治った日本では悪化したイギリスで治った
これはいったいどういうことなのでしょうか?
国によって水道の残留塩素の濃度が違う!
どうやら、アトピー性皮膚炎の方の一部には、お風呂やシャワーを利用する際に、水道水の残留塩素で刺激を受けて症状が悪化してしまう、ということがあるというのです。
滞在先の国によって、アトピーがよくなったり悪くなったりするのは、国によって水道の残留塩素の濃度が違う 、ということから来ているようです。
ネット上で検索すると、このことを証明するために、自分の滞在した国で残留塩素の濃度を測り、またその時の自分のアトピーの状況と照らし合わせ、実際に答え合わせをした方の記録などもあります。
また、 SNS 上では、どこの国でアトピーがよくなったとか、どこの国で悪化した、などの情報を交換している例も見受けられます。
日本の水道水の残留塩素濃度は?

そして、水道水の残留塩素についての「最低基準」があり、最低でも給水栓で0.1ml/Lとなるようにしなさい、と法律で定められているのです。
また、上限については、1mg/L以下となることを「目標」としています。
しかし、浄水場から最も遠い家々での最低基準を達成するため、どうしてもある程度多めに塩素をいれる必要があり、その結果、浄水施設の近くの家では、相当高い残留塩素濃度が検出される、ということになってしまうようです。
実際に残留塩素を計ったの?
ネット上には、アトピーと水道の残留塩素が関係があると考え、水質検査キットを利用して調査した人の記録が出ています。
それによると、埼玉で1.5mg/L、千葉で1.4mg/Lなどで、東京の自宅でも1.2mg/Lと、かなり残留塩素の濃度が高いことが分かったのです。
皆さんも小中学校の時の水泳の授業では、塩素がきつくて目が痛くなる、ということが結構な頻度であったのではないかと思います。
実は、国が定めるプールでの残留塩素濃度は、0.4mg/L以上で、また、1mg/L以下であることが望ましいとされています。
つまり水道水でも、あの目が痛くなるプールの残留塩素濃度よりも、もっともっと高いという場合がある、ということなのです。
これなら敏感な肌の人が刺激を受け、アトピーが悪化するということも理解できますね。
お風呂やシャワーでの残留塩素のアトピーへの影響は?

残留塩素の活性は、40℃を超えたあたりで最も高くなるので、同じ濃度のプールに入るより、風呂の方がもっと塩素の影響が大きい
ことになります。特に、一番風呂では最も塩素の濃度が高くなるので、アトピーの方がそこに入ると、症状を悪化させる原因になります。
また、お風呂よりもシャワーの方がその影響は大きくなるようです。
その理由としては、汲み置きしたお風呂の水と違って、シャワーは直接新しい水道の水を体にかけることになること、また、シャワーは水が小さな玉になり、表面積が大きくなるため、そこから大量の塩素が蒸気に混じって出て来てしまう、ということのようです。
お風呂の残留塩素対策は?
これはネット上でも色々な方法が紹介されています。
次のような方法です。
入浴剤を入れる
バスクリンなどの入浴剤には、残留塩素を除去するような成分が含まれていることが多く、実際、バスクリンを入れた後残留塩素を測定すると、ほとんど検出されない状況になるようです。
ビタミン C を入れる
ビタミン C を少量入れる、というのも同様の効果があるようです。
多めに見てもお風呂いっぱいに1000 mg も入れれば十分なようです。
サプリで摂る1日のビタミン C の目安量が1000 mg ぐらいで、30日分で1000円もしませんので、これは非常にコストが低い対策になります。
活性炭を入れる
活性炭をネットに入れて湯船に入れておきます。
この方法では、残留塩素だけでなく、トリハロメタンや匂いも除去することができます。
あと、お風呂の塩素抜きの専用の商品をあるようですが、こんなところで十分ではないでしょうか。
シャワーの残留塩素対策は?
先ほど書いたとおり、お風呂よりもシャワーの方が塩素の影響が大きいので、皮膚の弱い方はこちらの対策をしっかりとする必要があります。
浄水シャワーヘッドってどう?
浄水シャワーヘッドという、シャワーの頭の部分に小型の浄水器を組み込んだ製品が数多く売られています。
これらを利用するのも一手ですが、浄水能力も、価格やランニングコストも様々ですので、よく調べて選ぶ必要があります。
シャワーヘッドは、浄水器部分が非常に小さいため、数か月でカートリッジ交換が必要になるのが普通ですし、逆にカートリッジの長寿命をうたっているものは塩素除去効果が犠牲になりがちです。
つまり、実際にはあまり塩素が除去できていない可能性があるのです。
宣伝文句には「高い塩素除去力で、髪や肌の刺激を軽減」と、記載されているのですが、実際の除去率がどれくらいか明示されていないものが多い状況です。
個人的には、シャワーヘッドではなく、 バスタブの給湯にも使える大型の浄水器がおすすめだと思っています。
【令和2年1月1日追記】
塩素除去率の高いシャワーヘッドがありました。
「アロマセンス」というシャワーヘッドです。
塩素除去率が99.8%ということで「ホンマかいな」と思いましたが、カートリッジに塩素除去のフィルターだけでなく、ビタミンCも仕込んであり、1300Lまで残留塩素が検出されなかった、ということです。
韓国製なのでちょっと信用できなかったのですが、日本食品分析センターでも分析しているので、間違いではないようです。
アロマセンスはこちら ⇒ アロマセンス
大型の浄水器はどう?
大型浄水器は、シャワーヘッドの小型浄水器に比べ、残留塩素の除去率が一般的なシャワーヘッドの10倍以上というデータもあるほか、浄水可能な水量が桁違いに多いため、1Lあたりの浄水コストが圧倒的に低くなります。
また、下で紹介している浄水器では、残留塩素の除去率も明示されており、グラフを見ると、最初はほぼ100%除去で、150000L使用後でも70%という高い除去率をマークしています。

これだと湯船への給湯にも使えて、入浴剤やビタミン C を入れる手間も省けますね。
参考に、おススメの大型浄水器をこちらに載せておきます。
ただし、この製品は2年契約なので、それ以前にやめると違約金が発生してまい、結局2年借りた額と同じだけ支払うことになります。
アトピーが塩素で悪化していると確信が持てない場合は申し込まない方がいいです。
まず、入浴剤などで効果を試してから申込しましょう。
あと、レンタル中に買い取る場合は、以下の計算式になります。気に入った場合は買い取るのもいいと思います。
●買い取り価格 本体¥45,000+(交換カートリッジ¥12,000×交換回数)-(¥1,700×支払月数)
まとめ
アトピーの症状やタイプは、人によって相当違います。
何をやっても治らない、と困っている方もたくさんいると思います。
水道水が原因、という場合には皮膚科でも分からないということが一般的ではないでしょうか。
もし、「残留塩素が原因では?」と思ったら、水質検査の簡易キットをネットで注文し、1度検査してみることをお勧めします。
もしかすると、残留塩素対策が、劇的な効果を挙げるかもしれません。